沖縄で、すっかり泡盛に魅せられたyantaとmammi。さっそく酒造巡り!泡盛のおいしさのひみつに迫ります。工場見学ってわくわくしますね❤今回は首里城近くの「咲元酒造」編です。
咲元酒造
酒造名 | 咲元酒造 |
営業時間など | 見学の時間帯(昼食時間、12時~1時まではお休み) 午前は9時30分より正午まで 午後は1時より4時30分まで 所要時間は20分程度 日曜・祝日 定休 |
本社及び工場 | 沖縄県那覇市首里鳥堀町一丁目25番地 |
電話番号 | 0120-78-3910 |
ホームページなど | http://www.sakimoto-awamori.com/index.html |
アクセス・その他 |
場所は、首里城ほど近く。
首里城の見学の後に、歩いて来れちゃいます。
酒造の目の前はたまたま時間貸しの駐車場でしたので、お車の方でも安心ですよ。
中へ入っていくと、工場が。かすかになんだか独特の香りがします。
明るいお姉さんが、工場の中を案内してくれました。
工場見学の後は試飲も。
- 原酒!!アルコール度数やばい
- 沢山の種類が
- こっちにも
泡盛の素朴な疑問を解決
泡盛について、mammiはいくつか前から疑問に思っていたことがありました。
①なぜタイ米が原料なのか?
明治時代からはすでに沖縄の米だけでなく、外国産の米が使われるようになっていたそうです。明治中期まで主に輸入されていたのは、中国や韓国のお米。その後明治時代の末期になって値段が高くなったため、ベトナムやミャンマー、台湾など、アジア各地の米が輸入されて、泡盛の原料になりました。
タイ米は大正の末期に輸入され始め、昭和の代に泡盛の原料として定着したそうです。
その主な理由として、
・硬質米のためさらさらしていて、米麹(黒麹菌を混ぜて糖化する行程)にしたときに作業がしやすい。
・水や酵母を加えてアルコール発酵させるときの温度管理がしやすい。
・当時使っていた他の米に比べ、アルコールの収穫量が多い。
このような背景があり、タイ米は昭和初期以降、現在でも泡盛を造るのに最適な米として、全酒造所で使われているのです。
泡盛のオリジナリティーあふれる味わいは、タイ米もだからこそ?
②なぜ泡盛は黒麹なのか?
温暖多湿の沖縄は、さまざまな菌にとっても繁殖しやすい環境でもあります。酸度の弱いもろみだと、空気中に浮遊する腐敗菌に負けて、もろみが腐ってしまう危険性も高いのです。
このような風土である沖縄で酒を造る際に、黒麹菌が最も適しているとの事。
また、黒麹菌を使った酒ならではの香りや風味も楽しめます。泡盛が泡盛らしい味わいを出すためにもかかせないようです。
先人の知恵と努力が詰まっているのね。泡盛。
新酒に古酒を混ぜるとおいしくなるんだって。
でも、これ、研究で明らかになったことですが、実は先人の方たちはすでに取り入れていて、
次にお伺いする瑞泉酒造さんの甕仕込みの泡盛も、年代の違う泡盛をブレンドして寝かせていました。
きっと、その方がおいしくなるという事をわかっていたのでしょう。
職人さんて本当にすごいですね。
お土産にも
こちらで目を引いたのは、かわいいとっくりの泡盛❤
お土産にも最適ですね。
「泡盛野郎」笑
次回は、「瑞泉酒造」編をお送りします❤
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